スープがすき
わたしは、スープがすきである。
3食スープでもいっこうに問題ない。
むしろ歓迎する。
それくらい、すき。
スープは、万国共通である。
きっと、世界中のどの国にも、スープがある。
家庭の味だろうか、やさしい味のするものがおおい。
異国のスープを通して、その国の生活に思いを馳せる。なかなか、趣がある。
スープは、栄養満点だ。
生野菜が得意でないわたしには、大変うれしい。
素材がたくさん潜んでいる。
原型をとどめていなかったり、具がゴロゴロしていたり。
肉も、魚も、野菜も、果物も。
どんな素材も、その優しさに、とけこんでいく。
スープは、宝探しだ。
箸をすすめるうちに、意外な存在を、発見することもある。
スープをたのむたび、わたしは、わくわくする。
でこぼこの組合せが、仲良くそこにいる。すてきな化学反応だ。
作っている人も、きっと、わくわくしている。
スープは、いろんな可能性をひめている。
わたしは、スープがだいすきだ。